こんにちは(^J^)イトウです(^J^)!
さてさて、触れる図鑑「一瞬で氷る水」はお家時間でも出来る本格的な科学実験セット!
前回のコラムでも出てきました、「過冷却(かれいきゃく)」というコトバ。
ご存知の方は・・・ちゃんと勉強されててスゴイです・・・
ワタクシは、今回の図鑑で初めて知りました(^_^;)
というふうにしか考えたこと、ありませんでした。
※まあ、今回の実験セットの「水」は、普通の水ではないのでちょっと違うかもしれませんが
で、今回の「触れる図鑑」の実験セットの醍醐味である”過冷却現象”の説明に行きたい・・・
まずはそもそも「凝固点(融点)」って何なの?を
液体が固体になっていく過程(様子)を想像してみる 観察してみる
液体から固体になる、いわゆる「凝固(ぎょうこ)」は、どういう過程を経てなっていくんでしょうか?
液体の凝固点に向かって段々と冷えていって・・・という説明になるかと思います。
あったかいお風呂もそのままだとどんどん冷めていく、
冬に買う温かい自動販売機のコーヒーも気が付いたら冷たくなってる、でしょうか。
水の凝固点が0℃という環境にもよるかとは思うのですが、0℃って寒いですからね・・・
なかなかずっと見ていられる環境でもないのかも。
ちなみに、液体から固体になる時には「種結晶」というものが必要になります。
で、今回の実験で使っている「酢酸ナトリウム水」の凝固点(今回の場合は固形になる温度)は、58℃!
私たちが普段生活している28℃~30℃近辺の環境や部屋では
基本「固体」として存在しているということになります。
さて、今度はちょっと別の視点で。
お風呂やホットコーヒーが徐々に冷めていく話をしたかと思うのですが
冷えていくということは、その液体の中でどういうことが起こっているのでしょうか?
水(液体)がその中に”温かさ”を保ったままだと、温度は下がりません。
つまり冷えていくということになります。
お湯である水やコーヒーが、”熱を放出している”ことで冷えていっているのです。
一気に冷えなきゃ(固体に変化)しなきゃ!というドジッ子?な様子が見れる現象(笑)
(ちょっと自分なりの解釈も入ってるかもしれませんが、そんなにズレてないと思います(^J^))
”過冷却状態の液体”というのは、一体どういう状態なんでしょうか?
液体が、先に話をした「種結晶」が発生していない状態にいる、ということになります。
凍らなきゃいけないのに、凍るのを忘れっちゃってるような状態です。
お腹いっぱいなのにお腹いっぱいに見えない人みたいな状態になってます。
そんなキッカケを与えるとどうでしょう?
一気に”熱”を放出なければなりません。
みたいな感じです。
で、こんな感じでみるみると変わっていきます。
もう、見た目が水のものが、見た目”氷(こおり)”のようになる!
あ、あったかい・・・???
あ、なるほど!!!(※←???という方は、もう一度上から何度か読み直すと分かるかも!)
「???」が、少し「!!!」に変わるヒントになったでしょうか?(^_^;)
氷なのに、あったかい?
しかも氷のように見えるので、
「一瞬で氷る水」という商品名になったのでした・・・(^o^)丿
ちなみに、一部地域に置いてあるコカコーラさん×セブンイレブンさんの
この「過冷却現象」を用いたコーラです。
シャリシャリのコーラ!発想が面白いですよね!
うちの近くにはないんですが、どこかで一度手にしてみたいコーラです!
物質の変化って?凝固って?融点って?酢酸ナトリウムって?こちらに書いてあります(^O^)
「一瞬で氷る水」のフシギな動画はこちらで見れますよ!