こんにちは、イトウです
ハコトリップご紹介の集中連載”最終章”!
今回は、オマケのような、でも実はオマケではない!
再発売、待たせてしまったのにも関わらず、楽しんでくれるかたが多い「ハコトリップ」!
なぜそんなに愛されるのか?
「ハコトリップ」のヒミツを徹底解剖!
せっかくなのでご紹介しちゃいます!(^o^)/
目次
ハコトリップの秘密に迫る!超ロングインタビュー!
今思うと、リリースした昨年と今年では、VR市場の充実さが格段に違う!
…と思うくらい、リリースした頃は全てが手探り状態!
そんな中でも、変わらず皆さんに楽しんでもらえるのには、値段以上の何かがある!
そのヒミツ、先日、「モノづくりのプロ」Yさんからお話を伺う事が出来ました!
※Yさん、風邪気味なのに沢山お話してくれてありがとうございます・・・!(マスク写真でごめんなさい!)
せっかくなんで、今回はインタビュー形式でどうぞ!
※超超超超超ロングインタビュー!ですが秘密も沢山!ネタも満載です!!!
理論と直感!VR元年にリリースできた理由と楽しんでもらえる理由
イトウ(以下イ):ハコトリップの開発秘話、教えてください!(唐突)
Yさん「以下Y):ズバリ一言、大変でしたね^_^(さすが穏やかな対応 オトナです)
イ:やっぱり(笑)
Y:今でこそ、去年は「VR元年」なんて言われてるけど、リリースする企画の段階では、元年なんて言葉も使われなかったし(笑)、キーワードとして言われたタイミングより企画開発はスタートしてたから、ほぼゼロかイチみたいな世界で、もうすべて手探り状態だったね(笑)
イ:なんか想像以上に大変そう(。-_-。)…
まだVRなんて言葉すら世間含めてみんな知らないから、「はぁ?」って。でもやっぱり動画見たら面白くって。なんとかみんなで形にしよう!って必死だった。
Y:理論派だけど、基本、感度が異常に高い人だからね(笑) だから、出す時はいつもドンッ!って(笑)
ハコトリップをVRの楽しさを知るキッカケにしてほしい!
イ:なるほど^_^ ちなみに、VRを楽しめるコンテンツが明確っていうのは、ハコトリップの特徴のひとつですよね!これはどういうところから?
これは手軽に気軽に新しい世界が楽しめるって。
でも、ハコトリップより少し前に出てる商品、ホント初期の初期のもの、今でもそうかな…売場で見てて、上手く言えないんだけど…なんか勿体無いなぁって。
イ:と言うと?
Y:VRを知ってる人しか楽しめないっていうのかな。アレもコレも動画楽しいんだけど、どれから楽しめばいいのか分からないっていうか。
イ:ああ、ハイハイ、なんとなく分かります。
Y:まずはてっとり早くしかもおトクに楽しみたいじゃない?人って誰でも(笑)
イ:あ!知らない町に行ったら、「当店の看板メニューはこちら!」とか、「昼のオススメランチはこちら!」って書いてあったら頼む的な、アレですね!
Y:(うーん…ちょっと違う気がするけど…)ま、まぁそんな感じかな?このままだと、せっかく面白いVRが、知る人だけが楽しむ物になっちゃいそうでもったいない!うちの会社は、親子で楽しむモノをつねに作りたい!って商品開発してるし、親子でワクワクするモノを提供したい!っていうのがあるから。
イ:触れる図鑑でもいつも目指してますもんね。
Y:そうそう。だから、今でもVR業界で課題だと思うんだけど、この宙に浮きっ放しな感じの面白さを、うちはメーカーとしてはキチンと伝える義務があるんじゃないかって。
これがいつもホント地獄のような大変さ。
それで8種類作ってみたんだ。
イ:なるほど!確かにハコトリップは人それぞれの見たいものが明確になってますよね!
Y:「ホラー」や「飛行絶叫」なんかはアミューズメント施設でもあるから想像つく人って多いけど、実はTさんやFさんがコンテンツをまとめた「Xスポーツ」なんか一番身内では人気あるし、こんなのもあるんだ!VRって面白い!ってなってくれるのが一番いいからね。
今でも各コンテンツが更新されて新しい動画も増えてるし、VRはじめての人用のゴーグルではあるけれど、ずっと楽しんでもらえる形にしてるので、飽きないと思うよ^_^
親子で楽しんでもらえるためのヒミツは子供目線と一眼にアリ?
イ:一眼タイプで子どもが楽しめるのがあるのがいいですよね。
でも、最初は一眼出すのどうしようかって社内でも割れたね、そういえば。
イ:そうなんですか?
でも、Oさんが絶対一眼出したい!親子で楽しむキーワードになるって。で、思い切って出してみよう!って。
今では二眼とあまり変わらないくらい売れてるから、やっぱりみんな親子で楽しみたいんだなぁって思ったね。Oさんも自分がそういう気持ちがあって、それをくみ取って一眼をリリースした経緯があります。
Y:VR酔いも少ないしね。
イ:私、一眼派です(。-_-。)
レンズまでの距離感を計算して、組み立てると二眼より大きくなるけど、それでもそこが大事で。
イ:パッケージのサイズからは想像できない大きさになりますよね。
Y:でも、モノをゲットしたぞー!っていう感じが。
イ:ハイハイ、確かにあります!
イ:そういえば、ゴーグルにする時も、組み立てるというよりは変形させるっていう感じですよね。
手軽さと軽さ(重かったりすると長い時間見てしまう人が多いため、腕や首が疲れる)の関係もあって段ボール製なんだけど、意外と他の段ボール製、組み立てるのが結構面倒くさくなっちゃったり、パーツ無くしちゃう人とかいる気がして。
それでトランスフォーム(変形)する形態になったね。
女性にも楽しんでもらえるハコトリップのヒミツ
これはSさんやIさんのアイデアからなんだけど、視点が女性ならではで、これこそなるほど!だったね。
イ:と言いますと?
ゴーグルの大きい状態で部屋に置きっ放しだから、結構かさばるし、ホコリまみれになる。
男性はそれでいいかもしれないけど、女性目線やお母さん目線からしたら、イヤじゃない?ちゃんと部屋キレイに保ちたい人多いし。
イ:確かに…
Y:で、構造も並行して考えながらというタイミングもあったからなんだけど、変形してまたキレイにしまえるように、スリープケース仕様にしたんだ。
イ:まだヒミツが!
Y:うん(笑) 実は、顔が当たる部分なんだけど。
イ:…どこだろう?
Y:おデコの部分の段ボールがコーティング仕様!鼻が当たる部分は滑り止めシート仕様!そして枠が少し大きめになってるんだ。
イ:うん?
Y:段ボールという性質上、肌が直接あたると、肌の脂シミができちゃう。仮に自分専用だったとしても、そのシミ見ると次つけるのにちょっとためらう(笑)
鼻の部分もそれに近いんだけど、段ボールのカドがあたって跡に残るのイヤだって。
少し大きめに作ってあるのは、メガネかけてる人にもメガネかけたまま見せてあげたい!っていう。
女の子ならではの、みんな仲良く平等に!の精神が反映されてる、なかなか細かいところなんだけど、男性だけだとなかなかそこに視点がいかないのを思い知った、長く愛される商品になるためのポイントだよね。
イ:なるほど。
スマホゴーグルとして長く使ってもらえるためのしかけも!
Y:あと、スマホどんどん進化するじゃない?大きさも機能も構造も。
イ:半年もしないうちにどんどん新しいの出ますもんね。
だから、なるべくどのスマホにも対応できるよう、ハコトリップの上から押せるボタンの位置はあえてつけないようにして、スマホを吸盤で付けて、なおかつ上ブタで押さえる構造にしたんだ。
イ:夢中になって首振ってると、差し込むだけとか挟むだけのタイプだと、スマホ落ちちゃうか不安になりますもんね!
そうなると、スマホを落とす人もいる。
吸盤タイプだから、スマホをつける前に、スマホの裏面と吸盤面をウエットティッシュとかでしっかりキレイに拭いて付ければ、スマホのサイズを気にしなくてもしっかりついて、夢中で首が振っても安全して楽しめるしね!
もちろん、没入感がしっかり味わえるよう、光が入りにくい構造にしたり、ちゃんと買った人が長く楽しめるように、他の部分もこだわって作ってるよ。
イ:VRは体験すると楽しいですからね…!没入感のスイッチが入ると特に!
多分、どのメーカーさんも関わっている人も、そこがみんな悩みで、もどかしい部分ではあるよね、どうしても。
お店で興味を持ってくれた人にVRの楽しさを伝えたい!
イ:VR、体験してナンボのところはどうしてもありますもんね。
Y:それで、店頭販売用の体験動画を作ってみたんだけど。これも手探りだったから大変だった!
でも、なんとかハコトリップとVRの楽しさを伝えたい!って思ったから、スタッフみんなで、あーでもないこーでもない!ってやったら、その熱量がお客さんに伝わったみたいで、営業のOさんとかFさん曰く、かなり評判いいみたいで、制作側はホッとしてるよ。
Y:リアルな反応をそのまま伝えてるんだけど、ハコの中と外をうまくリンクさせるのが大変で(笑)
あ!自分も楽しんでみたい!って思ってくれるみたいだし。
大変だったけど(笑)
イ:でも伝わりますよね!
Y:うん。まだまだVR知らない人も多いけど、これからますます面白くなる世界だから、ハコトリップがVRの楽しさを知るキッカケになって、親子友達みんなで楽しんでくれるものになってくれたらなぁって思います。
イ:なるほど!すごい参考になりました!
Y:こんな話でいいの?ほとんどオレしゃべってたけど…
イ:製作のコダワリやポイントも含めて、すごい分かりやすかったです!助かりました!ありがとうございました!
Y:いえいえ!
(ロングインタビューの形になってしまったのは、ひとえにワタクシの文才の無さにもあります、ゴメンナサイ…実際に話をしてたのは10分もしてなかったのですが)
今までご紹介していた記事のまとめみたいな形ではありますが、少しでも皆さんにハコトリップとVRの魅力が伝わるキッカケになったらいいな!と思います!
一度お手に取ってみては?
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