書店業界はいま、大きな転換期を迎えています。デジタルコンテンツの普及、Amazonをはじめとするネット書店の存在、そして少子化と読書離れ。従来の「本を売るだけ」の形では、未来を描きにくい時代になりました。多くの書店が毎月の本や文房具などの売上を得る形に頼っており、経営の安定が課題となっています。私たちはこの状況を「書店が持つ本来の価値を見直すチャンス」と考えています。
それは「地域に根ざすこと」と「学びの場であること」。
このたび、親子の時間研究所は、AIとゲームを活用し子どもが読書に夢中になるオンライン学習アプリ「Yondemy(ヨンデミー)」を運営する株式会社Yondemyと協力し、書店の未来を形づくるプロジェクトを始めます。

▼Yondemy公式サイト
https://corp.yondemy.com/
▼親子の時間研究所(ライブエンタープライズ)公式サイト
https://liveenterprise.jp/
深刻化する子どもの「読解力」低下と、書店が持つ可能性

近年の調査で、子どもの読解力低下が顕著になっていることが明らかになりました。SNSでの短文文化や動画視聴時間の増加がその一因と指摘されており、全国学力テストの結果にもその影響が見られます。読解力は、教科の枠を超えた全ての学力の土台であり、この問題は子どもたちの未来、ひいては社会全体の課題と言えます。
私たち親子の時間研究所がYondemyと共に掲げる大義は、この課題に正面から向き合い、「地域の読書力を上昇させる」ことです。単なる書店の売上向上ではなく、地域の子どもたちが読書を楽しみ、学び、成長できる環境を創出することにあります。
AI時代における書店の新たな役割

AIは、もはや遠い未来の技術ではありません。本を推薦したり、情報を要約したりするAIは、私たちの生活に深く浸透しつつあります。この流れに抗うのではなく、AIを「書店経営の強力なパートナー」として活用する時代が来たのです。親子の時間研究所がYondemyと共に提案するのは、まさにこの未来像です。AIとゲームの力で子どもが読書にハマる「Yondemy」の革新的な機能と、書店が持つ「リアルな本との出会い」という価値を組み合わせます。

「Yondemy」ではAIが子どもの興味やレベルに合わせて本をおすすめし、子どもは「読んでみたい」と思える本に出会えます。さらに「ハナシテミー」機能では、読んだ本についてAIが会話を促し、理解を深めたり、自分の言葉で表現する力を育てます。
そして、この革新的な読書体験をリアルな書店で広げることで、新しい形のモデルが生まれます。
yondemyを活用し子どもたちが読書を楽しみ「本好き」になることは、書店にとって未来の顧客基盤を築くことにつながります。それは同時に、地域に読書文化を根づかせ、次の世代へと受け継いでいく大切な土台にもなるのです。
書店が得られる3つのメリット
- 収益の安定化
ご提案内容を導入することで、継続的な収益を確保し、安定した経営が可能になります。
- ブランドの強化
「地域の子どもの読解力を高める」という取り組みを通じて、単なる本屋ではなく地域の教育を支える存在としての認知を得られます。
- コミュニティの広がり
書店が「学びの場」となることで、地域のつながりを深める拠点となります。
未来の書店を共につくるパートナーシップ

私たち親子の時間研究所は、この取り組みを全国のえほんやさんMOE併設書店を中心に広げていきたいと考えています。私たちは売場づくりやイベント開催、販促物の提供を担い、書店のみなさまには児童書売場の管理や帯の設置、イベント時の集客などに協力していただく形です。
この協力関係は、「地域の読書力を高める」という共通の目標に向かって取り組み、新しい価値を生み出すものです。
未来の書店は、単に本を売る場ではありません。
お客様とコミュニケーションを積極的に取り、そして本を出会う場所を作る。
それは子どもの成長を支え、地域を豊かにする新しい「学びのコミュニティ」です。
親子の時間研究所とYondemyと一緒に、読書文化の未来をつくっていきませんか。
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