時代を見つめる危機感と「絵本から読書へ」の希望
「読書をする子どもの減少傾向には、歯止めが効きません。」
絵本を通じて教育・地域・文化の発展を支援している絵本文化推進協会。
同協会が発行する会報誌「えほんといっしょ」に書かれているこの一文には
今の時代を見つめる深い危機感と、「絵本から読書へ」という希望が込められています。
スマートフォンやゲームなどの娯楽があふれる中で、
子どもが“ひとりで本を読む”機会はどんどん減っています。
絵本文化推進協会は絵本を「読むための本ではなく、人と人がつながるための本」と位置づけています。
本を手に取る体験が、子どもにとって“生きる力”へと変わっていくように――。
読書の基礎となる「絵本」を通じて、子どもが本に囲まれる環境をつくってあげることが大切だと伝えています。
思いへの共感と「絵本の日」への参加
私たち親子の時間研究所は、絵本文化推進協会の思いに共感し、
「絵本の日」――大切な人に絵本を贈ろうという記念日に参加しています。
参加は今年で4回目となりました。
書店は“本と人が出会う文化の現場”
私たち親子の時間研究所は、子どもたちが「本に囲まれる環境」「本に触れる機会」を守るために、書店という場所の存在を大切にしています。
書店は、大人も子どもも自ら本と出会う“文化の現場”です。
本と出会える場所そのものが少なくなることで、
子どもたちが自然に本に触れるきっかけが減りつつあります。
もちろん、学校や街の図書館も子どもにとって大切な本の居場所です。
けれど書店には、思いがけない本と出会える「偶然の楽しさ」があります。
手に取って選び、表紙や紙の手触りを感じながら「これがいい」と思える――
そんな“自分で選ぶ体験”ができるのは、やはり書店ならではです。
「書店の未来を明るくする」ために
だからこそ私たちは、協会の理念に共感し、ともに「絵本の日」を推進しています。
この日を通して、親子が絵本を囲み、 声とまなざしを交わす時間を書店から届けていきたいと考えています。
私たちはこれから先も、「書店の未来を明るくする」という大義のもとに、
書店という“本に出会える場所”を、明るい未来へとつないでいく活動を続けていきます。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ライブエンタープライズ えほんやさん担当宛
(※こちらは業者様専用です)
(※メディア広報関係者のお問い合わせも上記からお願いします。)
